今年も終わりです。

みなさん本当にありがとうございました。年末の忙しい最中にとっても長いお芝居を見てきました。(見たのは29日の夜です。)

前評判通りとてもよかった。お話はとても普通で特に奇をてらったところもなく、非常に真っ当で…演出は流石にサスガ。飽きさせもせず、悩ませもせず。すんなりとした中の涙と笑い。自分がこのお芝居で良かったと思うところは、あの家族が本当に波乱万丈の中でも、普通の家族みたいに旅行行ったり、ダバダしたり、踊ったり…決して泣きながら過ごしてきたわけじゃないとこかな。みのすけさんの悪役も良かったです。

そして、自分の今年の第一位は間違いなくこれ。すごく良かった。「わが闇」の豪華パンフレットにも赤堀さんの寄稿がありました。(内容についてはノーコメントですが(笑))自分は赤堀さんの凡庸でありながら難解なギリギリまで追い詰められた感じが好きです。普通の人間は悲しいなあ。それでも人生は素晴らしい。そして今回は少しだけ前進した。素晴らしい。