とりあえずの大人買い。

本の第一弾がアマゾンさんより届きました。なんかメモに無いのもあるようですが(笑)まあ、とりあえず細かいことは気にせずにいきましょう。宣言通り11-1から言ってみます。たのすぃみ〜っす。

とりあえず「冷たい校舎の時は止まる」の感想をちらっと。
自分はお話を盛り上げるために、登場人物が激しく怒ったり泣いたり喜んだりするのが苦手なので、この中の登場人物がみな穏やかで、気持ちの起伏にもきちんと意味があるところが心地よかったです。お話は最後まで非常に理論だてて書かれており、「なんでよ?」ということにはちゃんと意味づけや理由があります。まあ、現実にはこんなにいい人たちが都合よく集まり、それに更にいちいち理由があることなんてありえないのですが、これはお話なのでいやな人とか滅茶苦茶なことを読まされるよりずっといいと思います。しかし、深月ちゃんは幸運すぎるよなー。登場人物はみなそれなりに魅力的なのですが、主人公の女の子だけはイマイチ魅力が判らない、なので作者の名前を冠しているのかもしれませんね。とりあえずオススメです。名門進学校のお話だけあって登場人物がみんな聡明なのもいい気分です。まあ、高校生にしてはすっきり捌け過ぎかもしれないですけどね。