図書館についての考察

せっかく休みなのに雨だし…なので昨日に続いて考察(笑)。本当は晴れていたら、浅草橋とか隅田川とか両国あたりを自転車でぐるぐるしようかな…と思っていたのですが、とりあえず雨があがるまで図書館について。

小学生の頃、自分は図書館が大好きでした。通っていた小学校の図書館(図書室)は薄暗くて、誰もいなくて、 しんとしてて、放課後に行くと、夕暮れの細長い部屋に夕日がさしてて、本の棚が迷路のようで、そこに、校庭で遊ぶ声とかが遠くに聞こえて「ここには、どこか特別な場所への入口が隠されているのかもしれない」という気持ちになったりしました。

その小学校はかなりいい加減な学校で、全体においてユルイ感じだったのですが、図書館ももちろん緩くて本は勝手に読み放題、持ち出し放題、借りるときは自分でカードにクラスと名前を書いてカードボックスに入れればよくて、貸出期間も「なるべく早く返しましょう」みたいな感じで、まあ小さい学校なので読みたい本があればカードに書いてあるクラスに行って「本よろしく」と言えばよかったし…まあ、だいたい図書館を利用してる子供なんて、ほんとに限られていたから…。

自分はよく一人で図書館に行って、薄暗い中で適当に本を読んでおりました。本が好きというより「図書室が好き」だったのだな、というのは今あんまり本を読まないこととか、読んだのが文学作品とかでは全くなかったことからも伺えます(笑)

本当に申し訳ないことに、いま自分の手元に、その時図書室で借りて結局返さなかった本が何冊かあります。好き過ぎて返さなかった本たち。エルマーやらドリトル先生やら…。ドリトル先生は本当に大好きなのでエディー・マーフィーがドリトル先生になった時には本当にショックでした…ドリトル先生はあんな人じゃないよ!!みたいな…。古い方の「ドリトル先生航海記」は大好きです。ああいうの子供の頃に見ちゃうと、現実と空想が頭の中でごっちゃになって、ちょっと脳が壊れた気がします。そして後遺症は未だある、という感じ。


駅から線路の先を見る。このまま乗ってあそこまで行ってみようかな、と、思う。